【Netflix】『トロール2』はひどい?海外での評価とあらすじを徹底解説!

深夜2時、トロールが目覚め、私の眠気が吹き飛んだ。
ただいまの時刻、深夜2時47分。キッチンでココアを淹れて、ぼーっとした頭でソファに沈み込む…。
この時間になると毎晩、天使と悪魔が耳元で囁くのです。「もう寝よう」「いや、あと1話だけ…」って。
そしてその日、私が再生してしまったのが——
Netflix独占配信『トロール2』。
え?もう出てるの!?と驚いたそこの同志、安心してください。私も完全にノーマークでした。
しかも検索すると、「トロール2 ひどい」「駄作」と不穏な言葉が並ぶじゃないですか。
だがしかし。私は知っている。Netflix怪獣モノは侮れないということを。
前作『トロール』が大好きだった勢として、この続編、見ないわけにはいかない!という使命感で再生ボタンを押し…そしてまた朝を迎えるのでした。
本記事では、そんな深夜の熱量で語る『トロール2』の魅力と、世界中で賛否が割れる理由について語り尽くします🎬✨
1. 『トロール2』はどんな映画?(あらすじと作品概要)

作品データ一覧
| タイトル | トロール2(原題:Troll 2) |
|---|---|
| 配信日 | 2025年12月1日(Netflix独占) |
| 監督 | ローアル・ユートハウグ(『トゥームレイダー ファースト・ミッション』) |
| キャスト | アイネ・マリー・ウィルマン(ノラ役)、キム・S・ファルク・ヨルゲンセン(アンドレアス役) 他 |
| ジャンル | アクション、アドベンチャー、ファンタジー、怪獣 |
| 上映時間 | 約1時間45分 |
あらすじ:ヨートゥン計画の覚醒
前作の事件から3年。ノラは山奥でひっそりと暮らしていた。
政府から煙たがられ、王室の闇を暴いたことで政治的に“追放”された存在となった彼女は、かつての英雄としてではなく、「危険人物」として扱われていた。
そんな彼女の元にやってくるのが、元首相補佐官アンドレアス。
彼がもたらしたのは、ある極秘プロジェクトの存在だった——その名も「ヨートゥン計画」。
舞台はノルウェーのヴェモルク発電所。その地下に隠されていたのは、100年前に発見された巨大な石化トロール。
政府はこれを制御・兵器化しようとしていたが、その実験は困難を極めていた。
しかし、ノラがふと口ずさんだ歌が、まさかの“起爆スイッチ”に。
長き眠りから目覚めた巨体は、かつての災厄を上回る脅威となって、再び人類に牙を剥く…!
💡 前作を見ていなくても大丈夫?
ストーリーの流れはシンプルなので、『2』から観ても置いてけぼりにはなりません。
ただし、ノラの背景や前作で描かれた“トロールとの因縁”を知っておくと、登場人物の行動や政府の反応がより深く理解できます。
前作を観てから挑む方が満足度は爆上がり!
2. なぜ「ひどい」と言われる?海外の評価・口コミを徹底分析

「話題作=名作」とは限らないのが映画界の常。
今回の『トロール2』も、海外レビューサイトでは“賛否真っ二つ”という評価に分かれています。
海外の評価比較
| ポジティブな評価(Good) | ネガティブな評価(Bad) |
|---|---|
| ・VFXのクオリティが圧倒的 ・怪獣バトルの迫力がすごい ・北欧の雪景色が美しい ・難しいことを考えずに楽しめる | ・ストーリーがご都合主義 ・人間ドラマが薄っぺらい ・展開が読めすぎる ・ハリウッド映画の二番煎じ |
【ここが残念】低評価の理由:脚本の粗さ

- 人間ドラマが雑
怪獣が登場するまでの人間パートが退屈、キャラの行動が不自然、セリフが浮いている…など、脚本の構成への批判が多め。 - 展開が読める
「またそれか」感のある展開に、緊張感が薄れるという声も。 - オリジナリティの欠如
前作にあった神秘性や民間伝承のテイストが薄れ、ハリウッド的なアクションに寄りすぎてしまった、との指摘。
【ここが最高!】高評価の理由:怪獣エンタメとしての完成度

- 怪獣バトルがド迫力
トロール同士(!)のバトルは迫力満点で、まさに“怪獣プロレス”。 - 北欧神話とのつながり
キリスト教との因縁や、聖オラフ伝説の要素など、民俗学的な要素も健在。 - ポップコーン映画としては優秀
難しいこと抜きにして、映像の迫力とシンプルな勧善懲悪が心地良い。 ![破れた脚本のイラストと、怪獣のフィギュアのイラストが天秤にかけられている画像。「誰のための映画なのか?」という結論スライド。]()
つまり本作は、「脚本」重視派には不満が残るが、「怪獣バトルが観たいんだ!」派にはごちそうな一本ということですね!
3. 【注意】「史上最低の映画」との混同に気をつけて!

⚠️ 検索時に注意が必要です!
「Troll 2」で検索すると、1990年公開の伝説のカルト駄作『トロル2/悪魔の森』がヒットしますが、今回のNetflix版とは完全に無関係です。
- 1990年版は「トロール」という名なのに、出てくるのはゴブリン。
- 脚本も演技も破綻しており、「映画史上最低の駄作」として有名。
- その“ひどさ”が逆に愛され、ドキュメンタリー『Best Worst Movie』まで作られた。
Googleの予測変換で「ひどい」と出る原因の一部は、これとの混同があるかも…ということです。
4. まとめ:『トロール2』は見るべき?

✅ こんな人には超おすすめ!
- 『ゴジラ』や『パシフィック・リム』などの怪獣映画が大好き。
- 細かいツッコミどころは気にせず、映像の迫力を楽しみたい。
- ノルウェーの雄大な雪景色や自然が好き。
- 週末の夜、スカッとする映画でリフレッシュしたい。
❌ こんな人は合わないかも…
- 脚本の整合性や、深い人間ドラマを重視する。
- 「ご都合主義」な展開が許せない。
- 前作の「静かな不気味さ」が好きだった(今回は派手なアクション寄りです)。
筆者の総評

Netflix『トロール2』は、決して完璧な映画ではありません。でも、爆音で怪獣の暴れっぷりを楽しむ作品としては超優秀。
ラストの展開も「続編あるなコレ!」ってニヤけてしまう仕掛けアリで、また夜更かしが止まらなくなる予感…。
【ヨフカシの深夜の豆知識】💡知られざる“トロール”制作の裏側

本作の監督ローアル・ユートハウグ氏は、ハリウッド進出もしている実力派ですが、根は北欧オタク&怪獣好き。
彼は『トロール』制作時に、実際のノルウェーの山岳地帯を3Dスキャンして、トロールの皮膚の質感や動きに取り入れたという執念のこだわりを持っています。
岩の表面の苔や、古い伝承に登場する「大地の精霊」としての姿までをCGで再現するその作業量、もはや狂気。
でもそれが、あのリアルな“巨岩生物感”を生み出しているんですね。監督、やっぱ好き…。
🌙さて、もう一本観てから寝ようかな…いや、今度こそ寝るってば!(フラグ)
以上、ヨフカシがお届けしました。怪獣映画を観た後は、なぜか冷蔵庫を開けてしまうのは私だけでしょうか…?(笑)
ではまた、深夜のNetflixで会いましょう👋


