「プー あくまのくまさん」はひどい?正体やグロ描写・結末を解説
みなさん、こんばんは。それともおはようございます?
現在時刻は…えーっと、手元の時計で午前4時7分を回りました(白目)。
「明日こそは早起きして朝活するぞ!」と誓ったのが昨日の夜10時。そこから「あと1話だけ」という悪魔のボタンを押し続け、気づけばカフェイン過多のブラックコーヒーを片手に、東の空が白むのを待っているダメ人間、ヨフカシです。☕🥱
深夜のテンションって怖いですよね。普段なら絶対選ばない作品に、つい指が伸びてしまうんですから。
さて、今夜(というか早朝)私が手を出してしまったのは、例の “世界的大問題作”。
あの愛くるしい黄色いクマさんが、著作権切れ(パブリックドメイン化)をいいことにガチの殺人鬼になってしまったという衝撃作、『プー あくまのくまさん(原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey)』です。
公開前からSNSでは「ひどい」「脚本が雑」「もはやギャグ」と散々な言われようでしたが、実際のところどうなのか? 眠気でハイになった頭で、その真相(とツッコミどころ)を愛を込めて書き殴っていきます。
🍯 まさかの社会現象!なぜこの映画は「ひどい」と言われるのか?
まず結論から言っちゃいます。
「うん、ひどい(最高の褒め言葉)。」
いや、真面目な映画ファンが怒るのも無理はないんです。ストーリーの整合性とか、キャラクターの感情の機微とか、そういう高尚なものを求めてはいけません。でも、B級ホラーの沼に肩まで浸かっている私のような人間からすると、この「計算された(?)雑さ」こそが、深夜の脳みそにちょうどいいご馳走だったりするんですよね(笑)。
ここでは、世間で言われている「ここがアカン!」ポイントを、私が実際に画面の前でツッコんだ回数が多い順に5つ解説します。
1. 脚本が迷子(ツッコミが追いつかない)
まず、登場人物たちのIQが心配になります。ホラー映画あるあるとはいえ、本作のそれは限度を超えています。
- 目の前に殺人鬼がいるのに、なぜかその場に立ち尽くして「キャー!」と叫ぶ(逃げて!)。
- 全力で逃げている最中に、わざわざ立ち止まって後ろを振り返る(だから逃げて!)。
- 仲間を助けようと、武器も持たずに無謀な突撃をして返り討ち(作戦立てて!)。
驚愕の脱出シーン
極めつけは、プーに捕まり拘束されていた重要キャラのひとり。
彼女、なんと次のカットでは驚くほどあっさりと自力で縄を解いて脱出します(できるならもっと早く…!)。
2. 画面が暗すぎて心の目が必要
「これは演出かな?不気味さを出すためにあえて暗くしてるのかな?」と思うじゃないですか。
違うんです、物理的に見えないんです(汗)。
夜の森、電気の消えた廃屋、地下室…とにかくロケーションが真っ暗。低予算ならではの照明不足と、パニック感を出すための手ブレ&スローモーションが加わるので、「今誰がどうなったの?」と必死に目を凝らしているうちに人が死んでいます。ラジオドラマ感覚で楽しんだら負けです。
3. イーヨーの扱いがエグすぎる(涙)
これが一番キツかった…。原作ファンの方はハンカチを用意してください。
冒頭のアニメーションパートで、クリストファー・ロビンが去った後に彼らが飢餓状態に陥り、イーヨーが犠牲になったと“示唆される”描写があるんです。
「イーヨーが失われた可能性が高い――という説明がさらっと流れる。」

劇中の墓標らしきものと雰囲気だけで語られるため、余計に精神的ダメージが大きい。しっぽのリボンを想像して胸が締めつけられました。🐴🙏

まだ観てない人で、「これから新鮮な気持ちで絶望したい」という人は、ここで回れ右して布団に入ってください!
🔪 グロテスク&シュールの狂宴(ネタバレあり)
さて、ここからは「閲覧注意」の領域です。
脚本はあんなに雑なのに、なぜか人体破壊描写への情熱だけは異常なほど高いのが本作の特徴。監督、絶対スプラッター映画オタクですよね?
4. グロ描写だけは本気出してる
本作の犠牲者たちの散り様があまりに凄惨だったので、深夜のテンションでリスト化してみました。※内容には諸説ありますが、観た人ほど「あ〜あったあった!」となる可能性が高いです。
| 犠牲者 | 殺害方法 | 残酷度 | ヨフカシの一言メモ |
|---|---|---|---|
| ティナ | ウッドチッパー(木材粉砕機) | ★★★★★ | 容赦ない粉砕演出。深夜テンションで観ると脳が処理を放棄する。 |
| ララ | 車による頭部プレス | ★★★★☆ | スローモーションで見ると痛覚が伝染してくるレベル。 |
| ゾーイ | スレッジハンマー撲殺 | ★★★★☆ | ジャグジーからの落差がエグい。思考停止コンボ。 |
| マリア | ナイフ滅多刺し | ★★★★★ | ロビンの目の前という悪意の塊。観客へのダメージも重い。 |
ティナのウッドチッパーのシーンは特に強烈で、低予算とは思えない出血量。掃除を想像して現実逃避しました。
5. プーさん、免許持ってたの?
一番笑った…いや、恐怖したのがこのシーンです。
プーさん、普通に乗用車を運転します。
短い手足で器用にハンドルを切り、アクセル全開。直前まで凄惨だったのに急に車…。ギャップで脳がバグりました。「野生化設定どこいった?」「いつ教習所に通った?」のツッコミが止まらない。
💡 ヨフカシの深夜の豆知識
【あのマスクが安っぽいのには理由があった!?】
作中のプーとピグレット、どう見ても「おっさんがゴムマスク被ってる」ように見えますよね?(笑)

実際、本作の制作費は超低予算だったことが知られていて、豪華な特殊メイクやCGは使えなかったとのこと。
そのため、ビジュアルは“既製品をベースにした可能性”も指摘されていて、さらにディズニー版の赤いシャツなどは著作権的にNGのため、意図的に異なるデザインへ寄せたとも言われています。
大人の事情と低予算の涙ぐましい工夫が、あの絶妙な「コレジャナイ感」「着ぐるみ感」を生んだと思うと…やっぱり愛おしい?(いやギリ愛おしくはない)
🎬 まとめ:で、結局どうだったの?
おすすめ度: ⭐⭐☆☆☆(星2つ)
ツッコミ上映会おすすめ度: ⭐⭐⭐⭐⭐(星5つ満点!)
「クリストファー・ロビンへの復讐」という重めのテーマを掲げつつ、蓋を開ければ理不尽暴力&シュールギャグの闇鍋。
しかもラストは、女性陣が全滅し、ロビンだけ生き残らせて「一生消えないトラウマを背負わせる」展開。
プーの「You left(お前は去った)」という一言は、肉体以上に精神を殺す復讐の完成を象徴しているように感じました。
まさかの「メタ」展開へ続く…?
しかもこれで終わらず、続編『プー2』では、1作目を“作中世界で起きた事件をベースにした再現映画のように扱う”メタ的な設定が登場する可能性が示されています。
つまり、「チープに見えたのはあえて再現ドラマっぽくしていた」というような解釈もできちゃうわけで…。
…いや、それズルくない!?(笑)
その力技、嫌いじゃないです。
そんなわけで、真面目に観ると火傷しますが、深夜に頭を空っぽにして「なんだこれw」と楽しみたい気分には最高の作品。
気まずいお色気シーンもあるので、家族団欒ではなく、一人で、あるいはダメな映画を愛せる同志と観てください。
さて、時刻はもうすぐ5時…。
今から寝ると絶対に起きられない気がしますが、もう一本、設定が一新された続編『プー2』を観てから寝ようかな…。(懲りない)
それでは、おやすみなさい。良い悪夢を!🌙💤
※作品内容・設定・裏話の一部は視聴者解釈や公開情報からの推測が含まれる場合があります。
誤情報だったらプーさんに刺されるので、気になった点は必ず公式で確認してね!🍯🔪