深夜3時。部屋の明かりを消して、Netflixの赤いロゴだけが怪しく光るこの時間……。 「あと1話だけ……いや、映画1本ならいけるか?」という悪魔の囁きに負けて、今日も元気に寝不足の管理人「ヨフカシ」です。🥱

今夜のお供は、カフェイン2倍の濃いめブラックコーヒー。これを飲みながら、2000年代アクションの金字塔『ミッション:インポッシブル2』(M:I-2)を観返していたら、アドレナリンが出すぎて完全に目が冴えてしまいました。
今のトム・クルーズもバケモノ級(褒め言葉)ですが、この頃のトムの「俺、死ぬかもしれないけどカッコいいだろ?」と言わんばかりの尖り方は、まさに深夜テンションで観るのに最高の一本なんです!☕🎬
冒頭5分で度肝を抜く!伝説のロッククライミングシーン
物語の幕開け、優雅なオペラが流れる中、画面いっぱいに映し出される断崖絶壁。 そこで休暇中のイーサン・ハントが、命綱なしの素手で岩壁を登っている……。 「いやいや、休暇の過ごし方がエクストリームすぎるだろ!」ってツッコミを入れつつも、あの指先一本で数トンの岩を支えるような筋肉美に見惚れちゃいますよね。(笑)
トム・クルーズがスタントなしで挑んだ撮影の舞台裏
このシーン、実はCG合成じゃなく、実際にユタ州の絶壁で撮影されているんです。 当時のハリウッドでは「主演俳優にこんな危険なことをさせるなんて正気か!」と大騒動になりましたが、トム様は「観客は嘘を見抜く。俺が登らなきゃ意味がないんだ」と一蹴。 監督のジョン・ウーは、撮影中ずっと怖くてモニターを見られず、お祈りを捧げていたっていうんだから、どっちが監督なんだか分かりません(汗)

ヨフカシの独り言:25年目の告白……実は「骨折」してた!?
最近のインタビューで明かされた驚愕の事実。 あのロッククライミングの撮影中、崖から崖へ飛び移るスタントで、トムは実は足を骨折していたらしいんです。 でも彼は「撮影を止めたくない」という理由だけで、誰にも言わずにそのまま登り続けたとか。 もはやイーサン・ハント本人より、トム・クルーズの方が無敵なんじゃないかな……?(震え声)

究極の身体能力と安全性への挑戦
もちろん、完全に無防備だったわけではなく、デジタル処理で消せるほど細い「特殊ワイヤー」一本で安全を確保していました。 とはいえ、風速数十メートルの突風が吹く断崖絶壁。ワイヤーがあっても叩きつけられればタダでは済みません。 トムはこの撮影のために、プロの登山家とともに数週間の地獄のトレーニングを積み、あの「アイアンクロス(両手を広げて岩にぶら下がるポーズ)」を完成させたのです。
ロケ地はどこ?ユタ州「デッド・ホース・ポイント」の絶景
この撮影が行われたのは、アメリカ合衆国ユタ州にある「デッド・ホース・ポイント州立公園」。 グランドキャニオンに匹敵する絶景スポットですが、映画の影響で「自分もイーサンみたいに登れるかも!」と勘違いする観光客が絶えなかったとか。 (※良い子の同志諸君、絶対に真似しちゃダメですよ!布団の中で観るのが一番安全です!🌙)
ジョン・ウー美学が炸裂!圧巻のバイクアクション

中盤から後半にかけて、イーサンが漆黒のバイクに跨り、爆炎の中を突き進むシーン。 これぞジョン・ウー監督!と言わんばかりの「美しすぎる暴力」が展開されます。 スローモーションで舞う砂埃、なぜか飛んでくる白い鳩(お約束!)、そして二丁拳銃。 これらを観るためだけに夜更かしする価値があるってものです。🎬🔥
劇中に登場するバイクの車種(トライアンフ)とスペック
イーサンが駆るバイクは、イギリスの名門「トライアンフ」社のマシン。 劇中ではあまりのカッコよさに、当時このモデルの売り上げが爆増したという伝説もあります。 マニアックな同志のために、劇中のマシン性能をまとめてみました。

| 項目 | イーサンの相棒 (Speed Triple) | 敵・アンブローズの騎馬 (Daytona 955i) |
|---|---|---|
| モデル名 | Speed Triple T509 | Daytona 955i |
| エンジンの特徴 | 885cc 並列3気筒。独特の咆哮。 | 955cc 並列3気筒。高速特化型。 |
| 劇中の活躍 | ストッピー(後輪上げ)射撃を披露! | フルカウルでイーサンを猛追。 |
| 深夜のツッコミ | 砂浜を走ると突然タイヤがオフロード用に変わる魔法のバイク(笑) | 最後は爆発して文字通り炎上……。 |
スローモーションと二丁拳銃!二輪スタントのこだわり
ジョン・ウー監督は、バイクを単なる乗り物ではなく「現代の馬」として描きました。 だからこそ、バイク同士が正面衝突する直前に飛び上がり、空中で抱き合いながら落下するなんていう、ロマンあふれる(物理法則は無視した)アクションが生まれたわけです。
二輪によるアクロバティックな戦闘術
- ストッピー・ターン: フロントブレーキをかけ、後輪を浮かせながら回転して敵を撃つ。真似しようとして転倒したライダーが世界中にいたはず。
- スライディング・シールド: バイクを倒して滑らせ、それを盾にして銃撃を防ぐ。カウルがボロボロになるけど、イーサンならお構いなし!
🌙 ヨフカシの深夜の豆知識(うんちく)

鋭いナイフがイーサンの眼球ギリギリ、わずか数ミリのところで止まるあの衝撃のショット。 あれ、実は「本物のナイフ」を使っているんです! トム本人が「リアリティが欲しい」と言い出し、ナイフをワイヤーで固定して、眼球からわずか0.25インチ(約6.4ミリ)の距離で止まるように計算して撮影されました。

相手役の俳優は、トムの目を突き刺さないように必死で力を加減していたそうですが、トム本人は「もっと力強く突いてくれ!」と要求していたとか……。 もはや、イーサン・ハントを殺せるのは、トム・クルーズ本人だけかもしれません。🤯
まとめ:ロッククライミングとバイクシーンは映画史に残る名場面

【ヨフカシの格付け】
おすすめ度:★★★★☆(4.5点!)
「ストーリーなんて飾りです。トムの顔とアクションを観ろ!」という潔さが最高。
『ミッション:インポッシブル2』は、今のシリーズのような「チーム戦」の面白さは控えめですが、その分「トム・クルーズという神話」を全力で楽しむための作品です。 深夜に一人、ポテチを齧りながら「ありえねー!(笑)」と叫びながら観るのにこれ以上の贅沢はありません。
さて、アドレナリンが引かないし、このまま『M:I-3』も観ちゃおうかな……。 いや、明日の朝の会議が……でも、イーサンなら「不可能」なんて言わないよね? よし、リモコンをポチります!同志の皆さんも、素敵な夜更かしを!🌙☕🎬



